コラム

洗濯水量の減少と最適化 〜110428

コラムイメージ洗濯機の使用水量は洗浄,すすぎ,乾燥時の除湿用の冷却に大別されます。洗浄・すすぎに使用する水について考えてみます。
洗濯における水の役割は
1.汚れが分解・分離しやすくする
2.汚れを分解・分離しやすくするため洗濯物に圧力と摩擦を伝える
3.汚れを分解・分離しやすくするための洗剤を洗濯物に浸透しやすくする
4.分解・分離した汚れを流し去る
などです。洗濯水量は家庭用,業務用を問わず,省エネ・省資源の観点から減少が進んでいます。すなわち,水槽式からドラム式へ,ドラム内部に水を循環する機構の設置,洗濯量に対応する水量の自動設定,高洗浄力の洗剤,すすぎ水量の少ない洗剤などが提案されています。その結果,浴比(洗濯物1kgあたりに水量(リットル))が20以上から10前後まで減少しています。しかし洗剤量,水量が適切でないと汚れの落ちが不十分で洗濯回数が増えることがあります。

「過ぎたるはなお及ばざるが如し」の譬えのように汚れに見合う洗濯機の構造,洗剤,水量の適切な組合せは,まだまだ検討の余地がありそうです。