コラム

梅雨時の洗濯物乾燥とフワフワ感〜100705

コラムイメージ洗濯は衣類に付着した汚れを水の中で除くことと、衣類に含まれる水を除く二つの過程を通らないと完了しません。
しかも洗濯物の乾燥仕上りは着心地に関係しますので「よく乾かす」ことが大切です。

一般的に、天日乾燥で洗濯物がよく乾くかどうかは、日射量、気温、湿度、風速の4つの条件に左右されます。
日照と気温は乾燥に必要な熱の供給に関係し、湿度と風速は水分の蒸発の速さに関係します。雨天のときや特に梅雨の時節は部屋干しとなり4つの条件が満たされません。
扇風機を当てると乾きが早くなると云われますが,これは洗濯物の周辺の湿分をなるべく早く取除くことの重要性を示しています。風速5 m/secになると蒸発速度は約3倍になります。
更に、単に乾かすだけでなく、衣類や特にタオル地にふわふわ感を出すためにはひと手間かけることをお勧めします。
脱水機の中で衣類は圧縮され、シワになりやすく乾燥後もごわごわした感じが残ることがあります。柔軟剤の使用はこれらの対策の一つの方法です。

もっと簡単な方法は洗濯物を干す前に振りさばくことです。
すなわちタオルやバスタオルをばさばさと振るとか、中央部分を持って振回すなどです。
このような動作によって繊維の圧縮や絡みがほぐれたり、パイル糸が立上るからです。
機械乾燥の場合、業務用も家庭用でも乾燥終了後、更に5分程度軽い回転で乾燥を継続すると同じような結果が得られることがあります。

ジメジメした梅雨の時期のでもひと手間かけてカラッとふわふわの洗濯は如何ですか?

※本コラムの内容の一部は日本経済新聞2010年5月22日号の記事を引用しています。