コラム

ノロウィルスやセレウス菌対策〜090119

コラムイメージ夏の食中毒は季節柄詳しい方が多いのですが、冬の食中毒となるとちょっと・・という方が多いのではないでしょうか?

冬の食中毒の代表としてまずあげられるのは、ノロウイルスです。これはウイルスの一種で、主にカキなどの貝類によるほか、感染したヒトの排泄物を介して経口感染し、急性胃腸炎を引き起こします。それともうひとつはセレウス菌です(写真)。これは土の中の菌で、厳しい環境下でも生き延び、熱にも比較的強く、調理中に加熱しても生き残る可能性があります。また米を中心とした食品や、麺類などのデンプン食品に多く存在しやすく、それらを加工調理した際、増殖し毒素を発生することがあると言われています。しかしどちらも「食中毒」ですので下痢や嘔吐などを伴い、発熱も伴う場合などがあり、通常1〜2日程度で回復しますが、つらいものです。

さてその防止策ですが、食品の場合はもちろん十分に加熱することは当然の事ですが、特に熱に強くやっかいなセレウス菌の場合は、調理済み食品を長時間放置せず、調理後速やかに喫食することが大切です。次に2次感染の原因となる嘔吐物の処理に使用したタオルや雑巾などの処理もとても重要です。

まずポピュラーな方法として「高熱処理」俗に言う「熱湯消毒」がありますが、効果がまったくないとはいいませんが、ノロウィルスはともかくとして、熱に強いセレウス菌を完全に殺すことは困難で、蒸気(スチーム)消毒では100度以上の高温蒸気を使用しますので効果的だと言えます。

また、次亜塩素酸を含む塩素系漂白剤の使用も高い効果が得られます。多くの商品がありますが当社の施設向け液体洗剤「カラノン」もその一つです。また時間は5分程度でも濃度が高ければかなり効果があります。

以上の様な消毒方法は、実は厚生労働省令(クリーニング業法施行規則)できちんと定められていますので、こちらも一度ご確認されることをお薦め致します。